乳幼児向け端午の節句メニューの注意点
男の子の健やかな成長を祝う端午の節句。親戚が集まる家庭も多いこのお祝いの日には、端午の節句にぴったりのメニューでお祝いしたいですよね。しかし、乳幼児は全ての食べ物が食べられるわけではありません。
端午の節句メニューを用意する際に注意したいポイントをご紹介します。
ちまき
ちまきはもち米を含む為、歯がまだしっかり生えていない乳幼児にそのまま与えると、上手に噛めず喉に詰まらせてしまう恐れもあります。歯がしっかり揃う3歳ぐらいになったら、少しずつ食べさせてあげましょう。
また、ちまきに入れるシイタケやタケノコは、アレルギー症状を引き起こす場合がある為、アレルギーがないことを確認してから与えましょう。
ちまきの代わりに・・・
もち米の代わりにご飯で作ったり、離乳食中期以降ならおかゆに薄く味をつけてあげたりして、ちまき風メニューを作ることもできます。シイタケやタケノコの代わりに別の野菜を入れてあげるのもいいですね。
柏餅
ちまきでもご説明しましたが、もち米は乳幼児にはNGです。しっかりよく噛んで食べられるようになるまでは避けましょう。
あんこも味が濃く、甘さが癖になってしまうこともあり、乳幼児にはあまり食べさせたくない食べ物の一つです。何より虫歯の原因にもなるので、しっかり歯磨きができるようになってから、少しずつあげるのが良いでしょう。
柏餅の代わりに・・・
柔らかくしたジャガイモに片栗粉とお湯を加えてよく混ぜるとお団子のようになります。それを丸めることで、柏餅のような形にすることができます。
あんこの代わりにチーズなどを入れても子供は喜びそうですね。どうしてもあんこにしたいというときは、柔らかく茹でた小豆をつぶしてあげると、小豆の自然な甘みが楽しめます。
その他、お祝いでメジャーなメニュー
ちまきや柏餅にこだわらず、ちらし寿司やお吸い物などでお祝いメニューを用意するのも良いでしょう。しかし、その際も注意が必要です。ちらし寿司やお吸い物によく登場するいくらや海老や貝類などはアレルギー症状を引き起こしやすいです。
魚卵や魚介類の代わりに・・・
ちらし寿司には、いくらの代わりにグリンピース、海老や貝の代わりに鯛や鶏のササミを入れるのもおすすめです。
また、酢飯の酸っぱさを嫌がる子もいるので、ほんのり風味付け程度に味付けするか、普通のご飯で作ったほうが良いでしょう。
参考文献
端午の節句には何を食べる?乳幼児の離乳食の場合は?高齢者は?|くらしの豆知識
赤飯やおこわ、赤ちゃんはいつから食べられるの?|ベビーカレンダーのベビーニュース
離乳食中期(7〜8カ月ごろ)の赤ちゃんが食べていいもの、ダメなもの|ベビーカレンダー
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